campeon de la Copa Libertadores 2008

監督 エドガルド・バウサ (Edgardo Bauza)
1958年1月26日生
 アルゼンチン出身のクレバーな指揮官。現役時代はロサリオ・セントラルで長年プレーし、1990年のイタリアW杯にもアルゼンチン代表として招集されたDFであった。
 ベタな戦術より自らの理論を重視する。
 普段はクールだが、リーガがリベルタ杯制覇を決めた瞬間、ベンチで男泣きを見せた。

GK
1
ホセ・セバジョス
Jose Cevallos
1971年4月17日生
エクアドル代表

CB/RSB CB CB
23
ハイロ・カンポス
Jairo Campos
2
ノルベルト・アラウホ
Norberto Araujo
3
レナン・カジェ
Renan Calle
1984年7月18日生
エクアドル代表
1978年10月13日生
アルゼンチン
1976年8月9日生
元エクアドル代表

DMF DMF LSB/LWG/LMF
8
パトリシオ・ウルティア
Patricio Urrutia
20
エンリケ・ベラ
Enrique Vera
4
パウル・アンブロッシ
Paul Ambrosi
1977年10月15日生
エクアドル代表
1979年3月10日生
パラグアイ代表
1980年10月14日生
エクアドル代表

RWG/RMF OMF LWG/LMF/ST
19
ホフレ・ゲロン
Joffre Guerron
21
ダミアン・マンソ
Damian Manso
7
ルイス・ボラーニョス
Luis Bolanos
1985年4月28日生
エクアドル代表
1979年6月6日生
アルゼンチン
1985年3月23日生
エクアドル代表

CF
16
クラウディオ・ビエレル
Claudio Bieler
1984年3月1日生
アルゼンチン

 悲願のコパ・リベルタドーレス制覇を達成した、エクアドルの首都キトの本拠地を置くサッカークラブ、LDUキト(リーガ・デ・キト)。正式名称はLiga Deportiva Universitariaで、愛称はリーガ。
 基本的には3-6-1の形態をとり、守備重視の戦術では普段攻撃参加をしているアンブロッシが左、カンポスが右サイドバックに入り、4バックのディフェンスラインを形成する。
 キーパーのセバジョスは37歳のベテランだが、経験に裏打ちされた落ち着いたセービングには定評がある。決勝のPK戦のネットに向かって祈りを捧げるポーズはエクアドルサッカー史上屈指の名場面となるだろう。
 カンポスはDFの人材難に悩むエクアドル代表の希望の星だ。まだまだ荒いが、長い足を活かしたディフェンスは将来性を十分に感じさせてくれる。決勝の1stレグのヘディングゴールは素晴らしかった。4バック時には右サイドバックとなる。N・アラウホは決してエリートコースを歩んできたとは言えないサッカー人生だった。母国アルゼンチンで芽が出ず、苦難を重ねて、ペルーの名門スポルティング・クリスタルで才能を開花させリーガに引き抜かれた。リーガのディフェンスラインの統率を執る不可欠なCBだ。カジェは代表に呼ばれたり呼ばれなかったりするセンターバック。パワフルなディフェンスを見せてくれるが、その分やや危なっかしい場面もある。
 ウルティアは今大会のMVPを獲得したリーガのキャプテンである。広い視野を活かした献身的な守備も勿論だが、機を見てさかんに攻撃参加する。ベラはパラグアイ代表の要でもある。アツい男で、彼の闘志溢れる守備は見ごたえがある。決勝では肉離れを起こしながらも気力で戦い、栄光を掴んだ。アンブロッシは抜群なスタミナを持つ左サイドのマルチプレーヤーで、チームが攻撃的な戦術を執っている際は常に前線に顔を出し、ボラーニョスと共にチャンスを演出する。守備的な際は左サイドバックとしてオーバーラップはやや自粛する。
 ゲロンはスピードとフィジカル、豊富なフェイントを活かした突破で相手ディフェンダーを揺さぶり、そこからクロスを上げたり、自ら得点することもできる超一流のウインガー。今回のリベルタ杯ではリーガの攻撃の中心として大活躍した。残念ながら既にスペイン・ヘタフェへの移籍が決定している。マンソは若いころからアルゼンチン国内では天才として知られたプレーヤーだったが、好不調の波が激しく、なかなか一定した活躍ができずにフランスやギリシャのクラブまで転々としたあと、リーガに移籍。キトの水が合ったのか、リーガの司令塔としてポジションを確立。攻撃の起点として左足からパスやフリーキック、ミドルシュートを巧みに繰り出す。ボラーニョスはクロスを上げず、左サイドからドリブルで持ち込み、シュートを放つことが多い。リベルタでの5得点はチーム得点王である。準決勝のクラブ・アメリカ戦では貴重なアウェーゴールを挙げた。
 ビエレルは形式的には1トップだが、ゴール前でボールの供給を待ってるだけのストライカーとは違い、守備にも盛んに参加する。決勝の1stレグではチームを勢いづけるゴールを奪ったり、準々決勝のアウェーのサン・ロレンソ戦では相手キーパーのミスに乗じたゴールを奪ったりと重要な局面では必ず得点する。
 控えにはかつての代表の重鎮ボランチ、アルフォンソ・オブレゴン(1972年5月12日生)やテクニックとスピードを兼ね備えた、魔術師“エル・マゴ”の異名をとるフランクリン・サラス(1981年8月30日生)、そして、エクアドル史上最高のストライカー、アグスティン・デルガド(1974年12月23日生)もいる。マンソの交代要員としてウィリアム・アラウホ(1979年6月5日生)も控える。カビエデスも所属していたが、練習のサボリなどでクビに。
 12月に日本で行われるFIFAクラブワールドカップ2008。南米覇者リーガの活躍を期待したい。

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